まだ間に合う!コロナ重症化を避けるために禁煙しては?やめるコツを解説! | 3分で読めるウィルス対策お役立ち情報

まだ間に合う!コロナ重症化を避けるために禁煙しては?やめるコツを解説!

Post:2020年4月28日

喫煙者はコロナ感染で症状が悪化!?禁煙するためのポイントとは

「タバコを吸っていると、コロナウィルスのリスクが高くなるらしい・・・。」
「4月からタバコを吸える場所が減って肩身が狭い・・・。」
喫煙者のあなたは今、こんな悩みをお持ちではありませんか?

私も喫煙歴20年のスモーカーですが、最近の社会情勢や家族からのすすめもあり、禁煙を検討しています。
タバコを吸える場所って年々少なくなっていますよね・・・。

そこで、私と同じような境遇の方に役立てていただけるよう、喫煙によるコロナウィルスのリスク増加について、また、専門家おすすめの禁煙方法について調べました!
タバコについての考え方は人それぞれだと思いますが、
「禁煙にチャレンジしてみようかな?」とお考えのあなたに、この記事を読んでいただければ幸いです。

喫煙者はコロナに感染しやすい・悪化しやすいのは本当?

新型コロナウィルスの感染拡大が広がる中、喫煙がウィルス感染や症状悪化のリスクを高めるというニュースをよく目にするようになりました。
先ほどご説明したように、私も約20年タバコを吸っているため、少し不安を感じています・・・。

そこで、喫煙のリスク関して「何を根拠に誰が」言っているのか調べてみました。

感染・症状悪化、両方のリスクが指摘されている

ニュースを調べてみると、「喫煙歴が新型コロナウィルスの感染リスク・症状悪化のリスクを高める」と専門機関が発表していることが分かりました。
具体的には、WHO(世界保健機関)、FDA(食品医薬品局 ※アメリカ保健福祉省の1組織)、ERS(欧州呼吸器学会)などの専門機関です。

・WHO
2020年3月20日に「新型コロナウイルスに感染した場合、喫煙は重症化のリスクを高める」と注意喚起

参考サイト:WHO Director-General’s opening remarks at the media briefing on COVID-19 – 20 March 2020(参照 2020-04-24)

・FDA
2020年4月に「たばこ喫煙者は新型コロナウイルスの感染リスクが高いかもしれず、COVID19でより重症に至る可能性もある」と取材に対して回答
※3月までは感染リスクについて言及していなかったが、4月に入ってから感染リスクについても言及している。

参考サイト:新型コロナ、喫煙者は感染・重症化リスクが高い可能性-米FDA – Bloomberg(参照 2020-04-24)

・ERS
2020年4月9日に「喫煙が新型コロナウィルスの感染リスクを高める恐れがある」と専門誌に調査結果を発表

参考サイト:喫煙者は新型コロナに感染しやすい、肺細胞侵入を酵素が助ける-調査 – Bloomberg(参照 2020-04-24)

なお、ERSの発表によると、新型コロナウィルスの感染・症状悪化リスクが高くなる原因は、「アンジオテンシン変換酵素2(ACE2)」という体内の酵素だということです。
アンジオテンシン変換酵素2が肺へのウィルス侵入を助け、肺細胞でウィルスが増えるのだとか。
喫煙者や慢性閉塞性肺疾患(COPD)をお持ちの方は、アンジオテンシン変換酵素2が高水準に達している可能性があるため、リスクが指摘されているようです。

電子タバコもダメなの?

WHO、FDA、ERSの発表では、「喫煙」と一括りにされているようですが、実は電子タバコの利用者もコロナのリスクが高くなる可能性があるようです。

カリフォルニア大学の研究によると、紙巻タバコや電子タバコの使用者は感染症にかかるリスク、症状悪化のリスクが高いとのこと。
また、同大学タバココントロール研究・教育センターのスタントン グランツ教授が
「電子タバコの使用者は、生来もっている免疫システムの能力が損なわれ肺炎リスクが高まりやすい。」と述べているように、電子タバコ使用者にとっても新型コロナウィルスのリスクは大きいようです。

参考サイト:新型コロナ感染症で死なないために 紙巻きタバコも電子タバコも止めましょう(参照 2020-04-24)

参考サイト:【新型コロナウイルス】タバコが感染症の重大なリスクに 糖尿病も悪化させる | ニュース | 糖尿病ネットワーク(参照 2020-04-24)

専門家がタバコの製造中止を求める騒動に

2020年4月6日には国際結核肺疾患連合(呼吸器系および肺の専門家や医療関係者などで構成される組織)が、新型コロナウィルスのリスクを下げるため、タバコ会社に対して製品の製造・販売中止を要請しました。
今のところタバコ会社は要請に応じていないようですが、専門家からすると「タバコを作らない(売らない)でほしい」と要請するほどリスクが高いのかもしれません。

参考サイト:専門家、新型コロナ重篤化防止で禁煙・たばこ生産停止を要請(参照 2020-04-24)

ご自身と家族の健康を守るために喫煙してみては?

上記のような実験結果、現在の社会情勢を受け、WHOは喫煙者に対して禁煙を呼びかけています。
また、受動喫煙者(タバコを吸っている人が出す煙を吸い込んでいる人)も、新型コロナウィルスのリスクが高まると分かっているため、喫煙者・受動喫煙者両方のために禁煙すべきだと要請しました。

国際結核肺疾患連合のGan Quan医師が「今こそ禁煙に適した時はない」と訴えているように、考え方によっては「今が禁煙のチャンス」なのかもしれません。
今までに禁煙を考えたことのある方、コロナ騒動の中で禁煙を考えている方は、禁煙に挑戦してみはいかがでしょう?

参考サイト:コロナウイルス (COVID-19) :パンデミック時の禁煙に効果的な選択肢 | Cochrane(参照 2020-04-24)

今から禁煙しても意味はあるの?

「禁煙してみようかな?でも今から始めてもコロナのリスクは下がらないんじゃない?」
そう思ったあなた!

アメリカにあるメイヨー・クリニック・ニコチン依存症センターのJ.テイラー・ヘイズ所長によると、今から禁煙しても遅くないそうです。
「喫煙をやめれば、肺の状態は短期間でも改善するとみられている」そうですが、
「現時点で肺に重度の障害がない喫煙者の大半は、短期間のうちに健康状態が改善されると考えられている。ただ、COVID-19などの重症疾患にかかれば、回復のチャンスは少なくなる」とのこと。

つまり、「感染して重症化してからでは遅いので、今から禁煙すべき」ということでしょう。
今からでも間に合うのなら、「禁煙してみようかな?」という気に少しなりますよね。(私だけかもしれませんが。笑)

参考サイト:喫煙者の重症化リスク高い新型コロナ、今から禁煙でも効果はある? | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)(参照 2020-04-24)

専門家がすすめる禁煙のコツ

タバコを吸われる方には共感していただけると思いますが、禁煙って本当に大変ですよね。
長時間タバコを吸えないと、イライラして他のことを考えられない方もいらっしゃるはず。

私もこれから禁煙しようと考えていますが、正直言って自信がありません(苦笑)。
そこで、専門家がすすめる禁煙方法を調べました。

■禁煙のコツ

①禁煙開始日を決める
何かの記念日や1日など、分かりやすい日を禁煙開始日に決めましょう。
開始日を決めたらカレンダーに「○」を付け、禁煙宣言書(禁煙する理由も一緒に書く)と一緒に見える場所へ貼ると禁煙の意欲が高まります。

②離脱症状への対処を練習する
禁煙を始めると、2~3日後に離脱症状(禁断症状)が現れます。
禁煙後10~14日まで症状が続くので、「タバコが吸いたい」「イライラする」「眠たい」「頭が痛い」「体がだるい」と感じる時は、次の方法で対処しましょう。

タバコを吸いたい時の対処法

出典:禁煙の準備 – 禁煙7日前から行う、禁煙のコツを教えます!《準備編》 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

③タバコを吸っているという意識を持つ
禁煙を始めてから「無意識にタバコを吸っていた」とならないよう、禁煙前に「タバコを吸っている」と意識すると良いそうです。
利き手と逆の手でタバコを持ってみたり、違う銘柄のタバコを吸ってみたりと、いつもと違う方法でタバコを吸って意識してみましょう。

④禁煙補助薬を使う
1人で禁煙するのが難しい方は、禁煙補助薬を使う方法もあります。
薬局で買えるニコチンパッチやニコチンガム、禁煙外来で処方される薬など、禁煙補助薬の手を借りるのも1つの手です。

先に出展先としてご紹介した厚生労働省のページ以外にも、私は[18] たばこのやめ方 | 循環器病全般 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービスの情報が参考になると思いました。
やめられない原因、禁煙のメリットなど、いろいろな視点から禁煙についての情報が紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

感染予防には除菌や手洗いも大切!

喫煙が「新型コロナウィルスのリスクを高める」と言われていることは分かっていただけましたか?

今から禁煙を始めれば、少しでもリスクを下げられるはずですが、まずはウィルスに感染しないよう予防することも大切ですよね。
厚生労働省は、新型コロナウィルスの感染拡大防止として、マスクの着用や手洗い、アルコール消毒を推奨しています。
マスクは最近になって生産が増えているようですが、ウェットティッシュやハンドジェルといった除菌グッズは、まだまだ品薄が続いているようです。

「除菌グッズが売り切れで買えない!」という方は、ぜひ除菌グッズの販売ページをチェックしてみてください!

まとめ

WHOなど専門機関によると、喫煙によってタバコを吸う人だけでなく、受動喫煙者も新型コロナウィルスの感染リスク、症状悪化のリスクが高くなるそうです。
今からでも遅くないようなので、感染防止の基本的な対策(手洗いや除菌など)をしたうえで、「今がチャンス」と考えて禁煙にチャレンジされてはいかがでしょうか?

これから禁煙にチャレンジされる方は、次の点を意識してみてください。

  • 手指を消毒するなら「無水エタノールと精製水(水)」
  • 室内を除菌するなら「漂白剤と水」または「台所用洗剤とぬるま湯」

もし、どれも手に入らない時は、以下の方法を試してみましょう。

  • 禁煙開始日を設定する
  • 離脱症状への対処を練習しておく
  • 禁煙前に「自分がタバコを吸っている」という意識を持つ
  • 禁煙補助薬を使う

私もこれを機会に、自分や家族の健康を守るため禁煙を始めます!
あなたが少しでも禁煙を考えているなら、ぜひ一緒にがんばりましょう!

みんなでウィルス対策、一緒に対策して、一緒に乗り越えよう!